2014年のノーベル物理学賞に名城大:赤﨑先生、名古屋大:天野先生、UCSB:中村先生が青色LEDの先駆的研究開発を評価され受賞されました。
日機装は2006年に、赤﨑先生、天野先生とともに、さらなる窒化物半導体の可能性を求めて、名城大構内に事業化ベンチャーの創光科学を立上げ、両先生の研究成果をできるだけ早く製品レベルのものに仕上げるよう努力してきました。
深紫外線LEDの実用化には、格子定数が大きく異なるサファイア基板上に欠陥密度の少ない良質なAlN結晶を成長することが必要です。日機装は、まずこのAlN結晶成長技術に対して、他に先駆けて大幅な向上を成し遂げました。これにより、発光効率が優れ、長寿命のDUV-LEDを実現することができるようになりました。
光出力の改善により、応用分野はますます広がり、長寿命化により、様々な用途に安心してお使いいただくことができるようになってきています。
日機装は確かな技術に裏打ちされた、常に業界トップの性能と品質を持つUVLEDをお客様にお届けしてまいります。
日機装はこれまで、ポンプ・システム製品、精密機器製品、炭素繊維強化複合材製品、血液透析関連製品の製造・販売を主要事業として成長してきました。
その中で、流体に対する機器設計やシミュレーション技術、構造・加工の安定化技術、粉粒体の分析、医療機器としての安心設計など、DUV-LEDの具体的応用に転用可能な技術やノウハウを蓄積しています。
これまで培った技術やノウハウで、高性能なDUV-LEDの特性をシンプルな方法で最大限に生かす応用をご提案し、お客様の事業に貢献していきたいと考えています。
日機装は深紫外線LED(DUV-LED)のさらなる応用の広がりに挑戦していきます。